今回はRedmineについてちょっと書きたいと思います。
私も現在、自社および参画しているプロジェクトで使っています。
小さいプロジェクトでよく聞く話がメンバーの作業状況が把握出来ておらず納期間近に徹夜・休日出勤して対応し納品できた。
まーこれなら納期に間に合ったので大きな問題ではないかもしれませんが、会社としては残業代が発生するので問題はあると思います。
でも徹夜・休日出勤しても作業量が多すぎて納期に間に合わなかったら大問題ですよね。
しっかりメンバーの状況が分かっていれば早い段階で何か対応ができていたはずです。
こういうことをなくすためにもRedmineなどの管理ツールを使って「作業状況の見える化」を行うべきと思います。
では早速Redmineについて書いていきます。
■Redmineとは
プロジェクト管理ができるオープンソースソフトウェアです。
各メンバーが作業状況を記録することにより、作業状況をメンバー全員で共有することができます。
■どういうことが出来るのか
プロジェクトごとにRedmine上に「プロジェクト」が作成できます。
各作業は「チケット」という単位で作成します。
チケットには期間を設定できるのでチケットの期間を基にガントチャートやカレンダーを表示することができます。
またチケットは親子関係を設定できます。要件定義・設計・実装・テストなどを親チケットとし各機能を子チケットにすればいいかなと思います。
日々の作業状況は各メンバーがチケット内の「Note」という単位で作業状況をメモしていきます。
チケットの更新を行うごとに登録したメンバーのメールアドレスにメールを送信する機能もあります。
その他にもメンバーで共有できる情報を記載できる「Wiki」、メンバーへのお知らせを掲載する「ニュース」などの機能があります。
SubversionやGitなどとの連携もできます。
■チケットの書き方
チケットには「説明欄」がありチケットの作成時及びチケットのVerify/Close時に「やるべきこと」、「機能一覧」、「テスト項目/結果」、「まとめ」などを書けばいいと思います。
「Note」には日々の作業状況や質問事項/回答などを書いたりします。例えば 調査した内容 とか 資料やソースコードをリポジトリへコミットした場合には “Revision #xxxxへコミットした” などなど
あまりどうでもいいことを書くとチケットが大きくなり後で見るのが大変なのでほどほどにした方がいいかなと個人的には思います。
またRedmineではTextile記法を用いることにより以下のようなことが可能となります。
・見出し
・文字に対する書式設定
・文字色
・箇条書き
・整形済みテキスト
・シンタックスハイライト
・テーブル(表)
・その他
折り畳み
画像の埋め込み
URLのリンク
水平線
簡単に書きましたがRedmineの本家サイトも参考にしてみてください。
次回はTextile記法について書きたいと思います。