FlashAirIot Hub(第二回)
前回はFlashAirIot Hubのユーザ登録についてご紹介させて頂きましたが、今回は実際にFlashAirとFlashAirIot Hubの連携を行ってみたいと思います。
色々な方の意見を聞くとFlashAirIot Hubとの接続がうまくいかないという方も大勢いらっしゃるようですので、ゆっくりと解説していきたいと思います。
また今回は無線LANとFlashAirの接続がうまくいかないという意見が多いため、無線LANの代わりにAndroidのテザリング機能を使用し接続しています。
もちろん無線LANで接続を行っても構いません。
1. FlashAirIot Hubとの連携
1-1. 前回、ユーザ登録を行い、下記の画面まで進んだかと思います。
1-2. 赤枠の箇所を押下し、”スクリプト”と”アクセストークン取得”を押下し、ダウンロードしてください。
1-3. ダウンロードした”スクリプト”を解凍し、FlashAirへ移動します。
1-4. 次にダウンロードした”アクセストークン”(credentials.json)をFlashAirへ移動します。
1-5. 次にCONFIGファイルの修正を行います。
/SD_WLAN/CONFIGにあるCONFIGファイルをテキストエディタなどで開きます。
※SD_WLANは隠しフォルダとなっています。
1-6. 下記の図のように赤枠部分を修正し、保存します。
APPMODE=5
APPSSID=< テザリングWifiのSSID>
APPNETWORKKEY=< テザリングWifiのパスワード>
LUA_RUN_SCRIPT=/bootscript.lua
1-7. AndroidのテザリングをONにした後、FlashAirを抜き差しし再起動します。
1-8. Androidのテザリング画面を見ると下記のように接続が確認できましたでしょうか。
※Androidの機種、バージョンにより表示が異なる場合があります。
※1-9. 1-10はFlashAirIot Hubと接続できている場合は飛ばしてください。
1-9. Androidの機種、バージョンによっては”接続中のデバイス”をタップすると下記のように接続情報が確認できますのでIPアドレスをメモしといてください。
1-10. Androidのブラウザを開き、メモしたアドレスをURLの枠に入力し、FlashAir画面が表示され、FlashAirと接続できるか確認してみてください。
1-11. 1-1.で表示したFlashAirIot Hub画面の左上の部分が”オンライン”になっていれば接続成功です。
※接続できていない場合は”オフライン”と表示されます。
最後に
お疲れ様でした、FlashAirIot Hubへの接続はいかがだったでしょうか。
また機会がございましたら次回はFlashAirIot Hubからダウンロードした”スクリプト”について解説させて頂きたいと思います。
[…] 本blog内でも詳しく解説がありますのでご覧ください。①② […]