からくりブログ

株式会社からくり社員のブログです

月: 2017年2月

マイコン初心者が BeagleBone で遊んでみよう という話

こんにちは。マイコン初心者がマイコンボードに触れてなれましょうという話です。
数あるマイコンボードの中で、今回は BeagleBone black を中心に話していきたいと思います。

とりあえず、特徴について調べてみました。
・OS(いろいろとあるけど、Linux系が多い)
・ROM Boot できる(購入でLinuxが入っているらしい。あれ?なかったような・・・)
・電源が USB と AC5V の二つある
・micro SDHC 対応

よく Raspberry Pi との比較がされるようで

Raspberry Pi より有利
・外部機器との連携
・CPUやGPUの性能
・消費電力

Raspberry Pi より不利
・価格(多少高い)
・ビデオエンコード(BeagleBoneはできない)
・日本語情報量(書籍や記事など)が少ない

となっています。

まとめると、
性能は高いけど、使う人は多くはない(のかな?)。

では早速、下記サイトを見ながら、
Androidをインストールしてみます。

BeagleBone BlackにAndroidをインストールする



micro SDに書き込めないぞー!?(バンバン)
いきなり、つまづきました!
なんでだー!(バンバンバンバンバンバン・・・)

ふー、一旦落ち着こう。
状況確認は大事です。

まず、サイトがUbuntu前提で記述されているので、
WindowsマシンにUbuntuを入れます。

Ubuntuを入れるためには、仮想マシンを用意して、
その中で動作させます。

おすすめされたのが、VirtualBox です。
早速インストールして、Ubuntuのイメージを入手して、
動かせるようにします。
(Ubuntu のバージョンは 16.04 です。
どこかのサイトを見ながらやったはずですが。。。
忘れました。後で探してもなんかピンとこない。。。)
あとは、Androidのイメージを入手して、SDにインストールするだけ。
SDフォーマットをして、ちゃんとWindows側は認識している。
VirtualBox側にも認識させて、
よし、改めてAndroidのインストール実行!



よし、書き・・・こ・・・
パーティションがわかれていないんですけどー!?
いや、手順間違えたんだ、たぶんそうだ。
別のSD で試してみた結果、やっぱりできませんでした。。。

後日、Ubuntuのバージョンが違うとのことで、
古いバージョン(14.04)で試すことに。。。



今度は書き込めないんですが、なぜでしょう?
micro SD の接続先が違うのではないかとアドバイスを頂き、
dmesg で確認すると、

接続先が /dev/sdc ではなく
/dev/mmc0 につながっているみたいなので、
$ sudo ./mkmmc-android.sh /dev/sdc
と書いてあるコマンドを
$ sudo ./mkmmc-android.sh /dev/mmc0
で実行すると、書き込め・・・なかった。

さらに後日、先輩の助言をもとに再度チャレンジ。
実行するシェルスクリプトを確認すると、
mmc ではなく、 mmcblk を確認しているとのこと。

$ sudo ./mkmmc-android.sh /dev/mmcblk0

無事に実行できました。

ちゃんと中身もできている事を確認。
起動も確認しました。

ただ、PCが悪いのか、USB からの電源供給だと、
画面がちかちかする。
次からは AC5Vの電源を使ってみます。