アカウントをお持ちでないと試せない、すぐ使えなくなる方法を提示するのも恐縮ですが、、お付き合いください。
1. FlashAir IoT Hubの設定
まず初めに、デジカメで撮影した画像をFlashAir IoT Hubに送信しましょう。チュートリアルに倣い、CONFIGファイルを変更します。APPMODE=5
APPSSID=XXXXX
APPNETWORKKEY=******
LUA_SD_EVENT=/upload_image.lua
LUA_SD_EVENTにはFlashAir IoT Hubアカウント作成時にダウンロードした画像アップロード用のLuaスクリプトを設定します。それでは、FlashAirをデジタルカメラに挿し、撮影画像を自動でFlashAir IoT Hubへアップロードしてみます。デジタルカメラで撮影しましょう。
(撮影する際はFlashAirに設定した無線LANの接続圏内である必要があります。) ファイルタブをクリックし、撮影した写真がFlashAir IoT Hubにアップロードされたことを確認します。
2. Webhook作成
次に、FlashAir IoT HubからIFTTTへwebhookを行います。webhookとは、或るイベントをきっかけに他のアプリケーションへ更新通知を行う仕組みのことです。
準備として、IFTTTでwebhookを受信するためにkeyを確認しておきます。
Webhooksを開き、「Documentation」ボタンをクリックすると、「Your key is: XXXXXXXXXX」と表示されるので、このkeyをメモしておきます。 FlashAir IoT Hubへログインし、ファイルタブ内ファイル一覧の「Webhookを設定」をクリックし、ダイアログにevent、keyを入力します。 eventは「flashair」、keyは上でメモしておいたものを入力します。「登録」ボタンをクリックしてURLを作成しておきます。
3.アプレット作成
IFTTTの設定続いて、IFTTTでwebhookを受信するためにアプレットを作成します。アプレットとはどこから通知されるかURLを指定するtrigger、triggerが呼び出す処理actionをまとめたものです。
まずIFTTTとLINE Nofityの連携を行います。IFTTTの検索フォームに「LINE」と入力し、「LINE」ボタンをクリックします。『Connect』をクリックし、LINEにログインし「同意して連携する」をクリックします。
これで連携できました。
LINE Notifyからのメッセージにもあるように、グループにLINE Notifyもメンバーに追加します。
表示中のIFTTT画面のMy Appletsページを開き、「New Applet」ボタンをクリックします。 「this」をクリックし、検索ボックスに「Webhook」と入力し、アイコンをクリックします。
「Recieve a web request」をクリックし、EventNameにFlashAir IoT HubのWebhook設定で指定したevent名「flashair」を入力、「Create trigger」をクリックします。
「this」と同様に「that」をクリックし、検索ボックスに「LINE」と入力し、アイコンをクリックします。「Send message」をクリックします。
Recipientに以下を設定します。
Recipient:メッセージを送るグループ
Message:ファイル {{Value2}} が追加されました!
Photo URL:{{Value1}}
「Save」をクリックします。再度FlashAirをデジカメに入れて撮影してみましょう。 撮影後数秒してからFlashAir IoT Hubのファイル一覧に撮影画像が表示されました。 LINEにも画像付きでグループにメッセージを送ることができました!!!
アカウント作成やLINEグループの作成を行っておけば、撮影画像がすぐLINEグループによって簡単に共有されます。
これからの季節運動会の撮影係などでも使用できそうですね。
これは便利ですね!