MySQLを利用するにあたって、安全性を考えるならば定期的にバックアップの作成、リストア方法の確立をしておく必要があります。
今回は、それらについてを記載していきます。
MySQLのバックアップ方法
いくつか方法は存在しますが、今回は「mysqldump」コマンドでの方法を紹介します。
以下のコマンドを、MySQLが動作しているサーバにて入力します。mysqldump -u root -p -x --all-databases --events > [保存先ディレクトリ]/[バックアップファイル名].dump
これで、指定されたディレクトリにバックアップファイルが出力されます。
また、上記コマンドはMySQLの全てのデータベースをバックアップするコマンドです。
個別に指定してデータベースをバックアップしたい場合は、以下のコマンドを入力します。mysqldump -u root -p -x [データベース名] > [保存先ディレクトリ]/[バックアップファイル名].dump
MySQLのリストア方法
以下のコマンドを、MySQLが動作しているサーバにて入力します。mysql -u root -p < [保存先ディレクトリ]/[バックアップファイル名].dump
また、全てのデータベースのバックアップから、特定のデータベースのみをリストアしたい場合は、以下のコマンドを入力します。mysql -u root -p [データベース名] < [保存先ディレクトリ]/[バックアップファイル名].dump
以上となります。
意外とシンプルな作業でバックアップが可能ですので、積極的に行いましょう。
また、リストアをする際には、一旦MySQLを利用するサービスを停止するなど忘れずに。