今回も前回に引き続き、FlashAirのGPIO機能を試してみたいと思います。
【CQ出版社のInterface 2016年8月号 第1章】で紹介されているので記事の通りに試していきます。
GPIOを試すために、「FlashAir評価ボード Airio」を入手しましたのでことらを使って勉強します。
今回は2回目なので「HTML記述指定でI/O」を試してみます。
使用する機器は前回と同じなので省かせていただきます。
手順
1.FlashAirのCONFIG設定
2.HTMLファイルを記述する
3.機器の接続
4.FlashAirへネットワーク接続
5.ブラウザにHTMLを表示させる
6.AirioのLEDを制御する
では手順に沿って進めていきます。
1.FlashAirのCONFIG設定
FlashAirをPCに接続しCONFIGファイルを編集します。
以下を追記します。
IFMODE=1
2.HTMLファイルを記述する
FlashAirをPCに接続しCONFIGファイルを編集します。
ファイル名をList.htmとし以下を記述します。
FlashAir GPIO Test
3.機器の接続
FlasAirとAirioとモバイルバッテリーを接続し通電する
FlasAirをAirioに挿す
Airioをモバイルバッテリーに挿す
モバイルバッテリーの電源をONにし通電する
4.FlashAirへネットワーク接続
PCの接続先をルータなどからFlashAirに切り替える
5.ブラウザにHTMLを表示させる
ブラウザのURLに以下のアドレスを入力します
http://flashair
6.AirioのLEDを制御する
ここではスライドスイッチによる入力も同時に試してみます。
6.1.ブラウザに表示された「RED ON」/「BLUE ON」 ボタンをクリックする
「RED ON」の時は、AirioのスライドスイッチをHighレベル、「BLUE ON」のときはスイッチをLowレベルにしておきます。
赤色のLEDが点灯したときに 「1」 、青色のLEDが点灯したときに 「0」 と表示されれば成功です。
6.2.ブラウザに表示された「RED OFF」/ 「BLUE OFF」ボタンをクリックする
クリックした色のLEDが消灯すれば成功です。
次回は実験3「スタンドアローンでLuaスクリプト記述指定でI/O」を勉強する予定です。