皆さま、こんにちは。
今回も引き続き、Doxygen 関連の記事を書いていきます。
過去の記事は以下の通りです。
前回は dot は表示されないわ、情報として大したものが出ないわで大変失礼致しました。
前回からコツコツと設定を変更し、ここまでのものができあがりました。
dot によるビジュアライズされたコールグラフも無事表示され、全体的な見た目もかなり見やすくなっていると思います。
今回、変更した個所は以下の通りです。
- PROJECT_NAME
- “My Project” → “ASP”
- PROJECT_NUMBER
- 3-3.1.0 (新規)
- OUTPUT_DIRECTORY
- ※出力したいディレクトリパスを指定
- CREATE_SUBDIRS
- NO → YES
- OUTPUT_LANGUAGE
- English → Japanese
- OPTIMIZE_OUTPUT_FOR_C
- NO → YES
- TYPEDEF_HIDES_STRUCT
- NO → YES
- EXTRACT_ALL
- NO → YES
- EXTRACT_PRIVATE
- NO → YES
- EXTRACT_STATIC
- NO → YES
- CASE_SENSE_NAMES
- NO → YES
- SORT_MEMBER_DOCS
- YES → NO
- INPUT
- ※ASP のあるディレクトリパスを指定
- FILE_PATTERNS
- ※C, C++ 以外の拡張子を削除
- RECURSIVE
- NO → YES
- SOURCE_BROWSER
- NO → YES
- INLINE_SOURCES
- NO → YES
- STRIP_CODE_COMMENTS
- YES → NO
- REFERENCED_BY_RELATION
- NO → YES
- REFERENCES_RELATION
- NO → YES
- HTML_TIMESTAMP
- NO → YES
- GENERATE_TREEVIEW
- NO → YES
- GENERATE_LATEX
- YES → NO
- CLASS_DIAGRAMS
- YES → NO
- HAVE_DOT
- NO → YES
- CALL_GRAPH
- NO → YES
- CALLER_GRAPH
- NO → YES
- DOT_MULTI_TARGETS
- NO → YES
- DOT_PATH
- ※Graphviz に含まれる dot.bin のあるディレクトリパスを設定
Doxywizard は分かりやすいですが、変更ポイントが分かっているのであれば、エディタで直接コンフィグレーションファイルをいじるほうが良いと思います。
設定調査に時間がかかってしまったので、今回はここまで。
次回は、今回変更した個所について、もうすこし嚙み砕いた説明をしてみたいと思います。
また、kernel.h などの複数存在しているファイルに対する Warning が出ているので、そちらの対策も…
(おそらく、解析不要なディレクトリ/ファイルを選定して除外する必要あり)
では。
[…] 今回は、前回設定を行った設定オプションの意味について解説します。 […]