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BeagleBoneにADB接続をする

こんにちは、今回はBeagleBoneにインストールしたAndroid環境にADB接続をできるようにします。

まずはWindows PCにAndroid SDKをインストールします。
Android SDKはhttps://developer.android.com/index.htmlからダウンロードします。
Android SDKのインストールが完了しましたら、続けてAndroid SDK ManagerからToolをインストールします。
今回はBeagleBoneにAndroid 4.2.2をインストールしましたので、
Android SDK Platform-toolsとAndroid 4.2.2にチェックを入れてインストールを行います。
adb.exeをコマンドプロンプトで実行ができるように、platform-toolsのPATHを通します。

C:\Program Files (x86)\Android\android-sdk\platform-tools

PATHを通した後にコマンドプロンプトを開き、コマンドラインに”adb version”と打ち込み動作確認を行います。
正しくインストールされていれば以下のようにADBのバージョンが出力されます。

Android Debug Bridge version 1.0.39
Revision 5943271ace17-android

次はBeagleBoneと接続するための設定を行います。
コマンドプロンプトに以下のコマンドを打ち込み”%USERPROFILE%.android\adb_usb.ini”を作成します。

echo 0x18D1 > "%USERPROFILE%\.android\adb_usb.ini" 

android_winusb.infを開き[Google.NTamd64]と[Google.NTx86]が記載されている箇所を探し出し、それぞれに以下の文を追記します。

  ;TI EVM
  %SingleAdbInterface%        = USB_Install, USB\VID_18D1&PID_D002
  %CompositeAdbInterface%     = USB_Install, USB\VID_18D1&PID_D002&MI_01
  ;

次に https://dl-ssl.google.com/android/repository/usb_driver_r03-windows.zip からAndroid USB Driver をダウンロードします。
署名なしドライバーをインストールするためにWindowsをテストモードで起動します。
テストモードで起動後にBeagleBoneとPCを接続します。
デバイスマネージャーからBeagleBoneのプロパティを開きAndroid USB Driverをインストールします。
正しくインストールできれば、コマンドプロンプトに”adb devices”と打ち込むとBeagleBoneが認識されているはずです。

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