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Oracle Databaseをインストールした時のこと その2

こんにちは。前回のその1から半年近く経ってしまいました。
その間に、その1で目的としていたEnterprise Managerは別に起動しなくてもデータベースの利用はできること、でもOracle Databaseへ他の端末からアクセスする際にはリスナーの起動は必要なのでその1で行った作業はやはり必要だったこと、等々を勉強していきました。
そこで今日はその1の続きとしてEnterprise Managerの表示までの部分と他の端末からアクセスする部分で躓いたところを語っていきたいと思います。

まずEnterprise Managerの話ですが、その1で行ったリスナーの起動後はEnterprise Managerの起動まではスムーズに行った記憶はあるのですが、その後ブラウザで「http://【Oracle Databaseを入れている端末のIPアドレス】:1158/em」のURLにアクセスすることでEnterprise Managerを表示させようとしたところ、「このWebサイトのセキュリティ証明書には問題があります」と表示されました。
こちらは調べたらSSLをオフにすれば解決するという事で以下のコマンドを入力して対処しました。

emctl stop dbconsole      // Enterprise Manager停止
emctl unsecure dbconsole  // SSLオフ
emctl start dbconsole     // Enterprise Manager起動

上記コマンド後、改めて目的のURLへアクセスするとEnterprise Managerが表示されるようになりました。

そして他の端末からアクセスの話については、EclipseのDBViewerでJDBC接続を使ってテスト接続を試みたのですが、「データベースへの接続に失敗しました」のエラーが出て少し詰まりました。
接続が拒否されているのはすぐに分かったのですが、色々調べた結果、Oracle Databaseを入れている端末(サーバ)側の設定が怪しいと踏んで、以下の設定を行いました。

  • Windowsの「管理ツール」から「セキュリティが強化されたWindowファイアウォール」を起動
  • 「受信の規則」を選択し、「新しい規則」をクリック
  • 「規則の種類」画面で「ポート」を選択して「次へ」をクリック
  • 「プロトコルおよびポート」画面で「特定のローカルポート」を選択し、使用するポート(デフォルトなら1521)を入力して「次へ」をクリック
  • 後の画面はデフォルトの設定で進めていき、最後の「名前」画面で適当な名前を付けて「完了」ボタンをクリック

上記設定後、改めてテスト接続を行うと、問題なく接続OKになりました。

その1から合わせて色々と問題があり、その後ようやくセットアップが終わりそれから実際にデータの作成に取り掛かることになってうんざりしていたのを思い出しました。
その後実際に使用しているときも色々と問題が発生したのですが、そちらについてはまた機会がありましたら語っていきたいと思います。

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