はじめに
今回はAndroidアプリの開発を行うにあたり、開発環境を作成していきます。
昨今のAndroidアプリ開発ではAndroid StudioというIDE(統合開発環境)を使用して開発することが多く、FlashAirアプリケーションを開発するために、まずAndroid Studioのインストールからはじめましょう。
環境:Windows7(32bit)
1. Android Studioのダウンロード
1-1. Android DevelopersよりAndroid Studioをダウンロードします。ウェブブラウザなどでAndroid Developers にアクセスし、”Download”をクリックします。
1-2. 利用規約を確認後、”上記の利用規約を読み、同意します。”をチェックし、”DOWNLOAD”をクリックします。
1-3. 表示されたダイアログの”ファイルを保存”をクリックしダウンロードを行います。
1-4. ダウンロード完了後、ダウンロードしたファイルを確認すると”android-studio-bundle-XXX.XXXXXXX-windows.exe”というファイルがあると思いますので、そのファイルをダブルクリックします。
1-5. 表示されたダイアログの”実行”をクリックし、インストールを開始します。
1-6. Android Studio Setupダイアログが表示されたら”Next”をクリックします。
2. JDKのダウンロード
2-1. JDK(Java Development Kit)のインストールされた場所を指定する画面が表示されるかと思います。
JDKとはプログラミング言語のJavaでソフトウェア開発を行うのに必要なソフトウェアを一つにまとめたパッケージのことです。
JavaはAndroid開発を行うためになくてはならないものとなりますので、ここでインストールを行いましょう。
表示されているダイアログの”jdk-7u67-windows-i586.exe”をクリックします。
2-2. webブラウザが立ち上がり、ORACLEのJDKダウンロード画面が表示されたかと思います。
“Java SE Development Kit 7uXX”を探し、”Accept License Agreement”を選択します。
2-3. OSのオペレーティングシステムが32bitの方は”jdk-7u79-windows-i586.exe”を64bitの方は”jdk-7u79-windows-x64.exe”をクリックします。
OSのオペレーティングシステムがわからない方はコントロールパネルを表示し”コントロールパネル” > “システムとセキュリティ” > “システム”を開くと”システムの種類”に表示されています。
2-4. 表示されたダイアログの”ファイルを保存”をクリックしダウンロードを行います。
3. JDKのダウンロード
3-1. ダウンロード完了後、ダウンロードしたファイルを確認すると”jdk-7uXX-windows-XXXX.exe”というファイルがあると思いますので、そのファイルをダブルクリックします。
3-2. JDK Setupダイアログが表示されたら”次へ”をクリックします。
3-3. JDKのインストール先の変更などを指定するダイアログが表示されたら”次へ”をクリックします。
3-4. JREのインストール先の変更などを指定するダイアログが表示されたら”次へ”をクリックします。
3-5. インストール完了を通知するダイアログが表示されたら”閉じる”をクリックします。
3-6. エクスプローラを開き”C:\Program Files\Java”に移動すると”jdk1.7.0_XX”と”jre7″がインストールされたことが確認できます。
4. JDKの環境設定
4-1. インストールしたJDKを環境変数に設定します。”コントロールパネル” > “システムとセキュリティ” > “システム”を開き”システムの詳細設定”をクリックします。
4-2. “システムのプロパティ”ダイアログが表示されたら、”詳細設定”タブを選択し、”環境変数”をクリックします。
4-3. “環境変数”ダイアログが表示されたら、”システム環境変数”の”新規”をクリックします。
4-4. “新しいシステム変数”ダイアログが表示されたら、”変数名”に”JAVA_HOME”、”変数値”にインストールしたJDKのパス(“C:\Program Files\Java\jdk1.7.0_XX”)を入力し、”OK”をクリックします。
4-5. 次に”環境変数”ダイアログの”システム環境変数”一覧から”変数”が”Path”となっているものを選択し、”編集”をクリックします。
4-6. “システム変数の編集”ダイアログが表示されたら、”変数値”の最後に”;%JAVA_HOME%\bin”と追記し、”OK”をクリックします。
4-7. “環境変数”ダイアログの”OK”をクリックします。
5. Android Studioのインストール
5-1. Android Studio Setupが表示されている場合、すべて終了(閉じる)し、再び”android-studio-bundle-XXX.XXXXXXX-windows.exe”をダブルクリックし、Android Studio Setupを再起動します。
5-2. Android Studio Setupダイアログの”Next”をクリックします。
5-3. Android Studio SetupダイアログのChoose Components画面で”Next”をクリックします。
このとき4.3GBほどの空き容量が必要となりますので注意しましょう。
5-4. “License Agreement”画面で”I Agree”をクリックします。
5-5. “Configuration Settings”画面でAndroid StudioとSDKのインストール場所を指定します。
今回私は両方ともに”C:\work\Android”の直下にインストールすることにしました。
Android Studioは”C:\work\Android\Android Studio”、SDKは”C:\workl\Android\sdk”と入力し、”Next”をクリックします。
5-6. “Emulator Setup”画面で”Next”をクリックします。
5-7. “Choose Start Menu Folder”画面で”Install”をクリックします。
5-8. インストールが完了したら”Next”をクリックします。
6. Android Studioの初期設定
6-1. “Completing Android Studio Setup”画面が表示されたら、”Finish”をクリックします。
そうするとAndroid Studioが起動されコンポーネントのダウンロードが開始されます。
6-2. コンポーネントのダウンロードが完了したら”Finish”をクリックします。
6-3. “Welcome to Android Studio”ダイアログが表示されたら”Configuure” > “Settings”をクリックします。
6-4. “Default Setting”ダイアログが表示されたら”Editor” > “Appearance”をクリックし”Show line number”と”Show whitespace”を選択し、”OK”をクリックします。
最後に
お疲れ様でした、Android Studioのインストール以上となります。
また機会がございましたらAndroid Studioを使用したFlashAirアプリケーションの開発などをおこないたいと思います。