数回に分けて、これから試そうとしている初心者向けに記載していこうと思います。
本記事ではThymeleafの説明とThymeleaf を使用するのに必要な環境構築を記載します。
目次
1.Thymeleafとは?
1-1.概要
1-2.使用方法
2.環境構築をしてみよう
2-1.STSのインストール
2-2.STSの日本語化
3.後書き
1-1.概要
1-2.使用方法
2.環境構築をしてみよう
2-1.STSのインストール
2-2.STSの日本語化
3.後書き
1.Thymeleafとは?
1-1.概要
Javaのフレームワーク「Spring Boot」で使用するテンプレートエンジンです。 ざっくり言うと、Thymeleafとは簡単に便利にJavaとHTML間でのデータのやり取りが出来るコードが作成できる道具の様なものです。※テンプレートエンジンについて補足
テンプレート(上記だとHTML)のひな形を元にプログラム(上記だとJava)で加工し、画面に出力するためのライブラリ をテンプレートエンジンと呼びます。
1-2.使用方法
HTML の中にThymeleafのタグを埋め込むことです。単体のHTMLとしてブラウザに表示できるため、コードを修正するたびにブラウザからどう表示されるかを確認しながらコードを書くことができます。
使用方法について詳細は本記事以降に説明していきます。
2.環境構築をしてみよう
2-1.STSのインストール
①STSのダウンロード
以下のURLのサイトからSTSをダウンロードをします。画像を参考にしてください。 https://spring.io/tools3/sts/all
② STSのインストール
ダウンロードしたSTSを解凍し、任意のフォルダに配置します。(パスに全角文字が入ると後々不具合が起きやすいため、半角文字のみとなるようなパスに配置することをお勧めします。)
2-2.STSの日本語化
①Pleiadesのダウンロード
以下のURLのサイトからpleiadesをダウンロードをします。画像を参考にしてください。 https://mergedoc.osdn.jp/
② Pleiadesの起動
ダウンロードしたPleiadesを解凍し、解凍したフォルダ内にある「setup.exe」を押下します。
すると以下の画像のようなウィンドウが起動します。
③STSの日本語化
起動したPleiades画面の「日本語化するアプリケーション」横にある「選択」ボタンを押下します。開いた日本語化するアプリケーション選択画面で本記事の2-1で配置した、 STS(sts-bundleフォルダ)内の 「STS.exe」を選択後、「開く」ボタンを押下してください。
以下画像を参考にしてください。 STS画面右下の「日本語化する」ボタンを押下してください。
以下のポップアップが表示されれば成功です。
④STSの起動確認
本記事の2-1で配置した、STS(sts-bundleフォルダ)内の「STS.exe」 を押下しSTSを起動します。以下の画像のように正常に起動し、タブの一覧などが日本語化されていればSTSの日本語化は完了です。
(一部日本語化されないものもありますが仕様です。)
3.後書き
本記事は以上となります。次回は今回インストールしたSTSを使用してThymeleafを
試していこうと思います。