今回はLutスクリプトから脱線してFlashAirをフォーマットしてしまった場合の対処方法をご紹介したいと思います。
実は前回の勉強時FlashAirの調子が悪くなったため、誤ってフォーマットをしてしまいました。
FlashAirはフォーマットしてはいけないということをすっかり忘れていました。
今回紹介するのはW-03が対象です。W-01、W-02は手元にないため、確認できておりません。
では早速紹介したいと思います。
誤ってフォーマットしてしまった場合は是非試してみてください。
1-1. フォーマットを実行してしまうとFlashAir特有の動作は一切できなくなります。Wi-FiはもちろんのことLuaスクリプトも実行できません。
本ブログを見てくださっている方で実際にお試しになる場合は 1-2,1-3を省いて 1-4から実施してください。
1-2. まずFlashAirToolで初期化を試すと思いますが以下のようなダイアログが表示されるので「ハードウェアの安全な取り外し」で取り外し再度挿入しOKボタンを押して先に進みます。
1-3. 認識できませんでした。
キャンセルボタンを押してFlashAirToolを終了します。
1-4. エクスプローラーでFlashAirToolがインストールされているフォルダを開きます。
デフォルトでは “C:Program Files (x86)TOSHIBAFlashAirTool” にインストールされていると思います。
上記にない場合は、”C:Program FilesTOSHIBAFlashAirTool”にインストールされていると思います。
defaultフォルダを開きます。
ここにW-01とW-02というフォルダがあります。
1-5. W-03フォルダは存在しません。W-02フォルダを開きます。
以下のようなフォルダがありますので全てコピーします。
1-6. FlashAirのルートフォルダに 1-5 でコピーしたファイルを貼り付けます。
1-7. FlashAirToolで認識できるか確認します。
認識できました。
初期設定を行えば使用可能になります。
1-8. 最後にW-03として復旧できたかの確認ですが、Luaスクリプトが実行できれば問題ないはずです。
私はFlashAir内のファイルを都度バックアップしているのでバックアップからCONFIGとLuaスクリプトをFlashAirへコピーし動作することを確認できました。
今回はここまでにしたいと思います。