はじめに
今回は以前構築したFlashAirアプリ開発のためのデバッグ環境構築を使用し、前回作成したソースコードを使用し、実際にFlashAirから情報を取得してみましょう。
今後FlashAirのAPIなどを使用し、開発を行っていきますので下記サイトをご参考ください。
参考:FlashAir™ Developers
1. FlashAirとの接続
1-1. Android端末とPCをUSBケーブルで接続後、以前 の2-21の確認を行います。
1-2. 無事Android端末とPCが接続されていることを確認後、Android Studioを起動します。
1-3. 前々回作成したクラスファイルを開きます。
1-4. 前回作成したメソッドの下に下記のtestDownloadRequestメソッド(ソースコード)を追記します。
内容については[2. ソースコードの説明]で説明していきます。
SampleConnectionTest.java
…
assertNotNull(result);
Log.d(TAG, "result = " + result);
}
public void testDownloadRequest() throws Exception {
String fileName = "FA000001.JPG";
File outputFile = new File(Environment.getExternalStoragePublicDirectory(
Environment.DIRECTORY_DOWNLOADS), fileName);
String command = "/DCIM/100__TSB/" + fileName;
String result = _conn.downloadRequest(command, outputFile);
assertNotNull(result);
Log.d(TAG, "result = " + result);
}
}
2. ソースコードの説明
※JUNITの詳細については他のサイトなどで調べてみてください。
2-1. [String command]について
URLを指定し、画像ファイルのダウンロードを行います。
※[/DCIM/100__TSB/FA000001.JPG]は最初からFlashAirに存在するファイルです。
2-2. [conn.downloadRequest(command, outputFile)]について
作成したURL(command)とダウンロード後のファイル出力先を設定します。
ダウンロードが成功した場合、ダウンロードしたファイルのフルパスを結果として返却します。
※ダウンロードしたファイルの出力先はAndroid端末のDownloadフォルダになります。
3. ソースコードの実行
3-1. FlashAirをSDカードリーダに挿入してください。
3-2. Android端末の[設定] > [Wi-Fi]をタップし、FlashAirに接続して下さい。
3-3. 実行したいメソッドを選択して、右クリックし[Run …]を実行します。
3-4. 接続されているAndroid端末を選択して、[OK]ボタンをクリックします。
3-6. Android端末のファイルマネージャでDownloadフォルダを見ると画像ファイルがダウンロードされています。
最後に
お疲れ様でした、FlashAirからのダウンロードの実行は以上となります。
また機会がございましたらFlashAirの他のコマンドについても試してみたいと思います。